1月29日(火)・30日(水)、看護過程2研修を行いました。この研修の目的は「看護を可視化するために、自身が実践した看護の成果を客観的に考察する」ことです。ラダーレベルⅡが行う研修で、受持ち患者さんの看護実践を理論や文献を活用して考察しケースレポートにまとめ、パワーポイント資料を作成して発表します。
「内服に対する苦手意識が強く、自信を無くした幼児に対する内服援助」「がん告知を受けた患者が疾患を受容するまでの心理的経過とその介入」「高齢者のセルフケア獲得に向けた退院支援」「体重増加が多いA氏に対するセルフエフェカシー(自己効力感)を高める看護」など、様々なテーマで発表が行われ、活発な意見交換がされました。
参加者からは、「とても大変だったけれど、改めて大切にしていた看護を再確認できた」「調べたりする過程が楽しかった」「先輩の協力で今回の研修が行えたので、今度は自分がチームの力になりたい」などの声がありました。
約3か月半の研修期間、先輩看護師の指導・助言を受けながら、じっくりと受持ち患者の看護実践を振り返ることで、自分の強み・弱みに気づきながら、改めて看護について考えられたと思います。参加者の成長をとても頼もしく感じました。今後はリーダーやプリセプターなどの役割を担っていく参加者の活躍を期待しています。