看護過程3研修

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 ラダーⅡを対象とした「看護過程3」研修が終了しました。この研修は、「理論を用いて患者に看護実践し、その成果を可視化して客観的に考察する力を養う」ことを目的とし、ケースレポートに取り組む研修です。今年度は18名が参加しました。昨年5月にオリエンテーションを受け、半年以上かけて取り組みました。その成果を1月15日、21日に発表しました。

 「予後不良がんである独居の高齢者が自宅で自分らしく過ごすための在宅支援」、「糖尿病をもつ透析患者のセルフケア能力を高める看護」、「再移植を受ける患者への意思決定を支える看護」、「感染憎悪、筋力低下が著明な患者に対する人工呼吸器離脱の援助」など、参加者それぞれが受け持ち看護師としてかかわった事例について発表しました。

 研修後には、「これからは、患者さんの生きがいや価値観を尊重して、その人らしく生きてもらうことを大切にした関わりがしたい」、「クリティカルケアの現場だからこそ、多職種と連携し、多角的に全身状態をとらえていく必要があると学んだ」、「ケースレポートを通して、たくさんの気づきが得られ、自分なりに少し成長できたのではないかと感じている」などが参加者から述べられていました。

 研修過程で大変なこともあったと思いますが、部署の仲間の支援を受けながら、成長を実感できたのではないでしょうか?今後の活躍を期待しています。

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