オプトアウト(臨床情報の公開)
オプトアウトに関連して、厚生労働省より倫理指針が平成29年2月28日に公布されています。通常、臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明・同意を行い実施しています。臨床研究のうち、患者さまへの侵襲や介入もなく診療情報等の情報のみを用い研究を行う場合については、国が定めた指針に基づき「対象となる患者さまのお一人ずつから直接同意を得る必要はありません」が、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を公開し、さらに拒否の機会を保障する事が必要とされております。このような手法を「オプトアウト」と言います。なお、研究への協力を希望されない場合は、いつでも拒否することでき、そのために診療上で不利益を被ることはありません。
オプトアウトを行っている臨床研究は下記のとおりです。研究への協力を希望されない場合は下記表内に記載されている担当者までお知らせください。
・ 緑膿菌の薬剤感受性と抗菌薬使用量に関する多施設研究(PDF)
・ 北海道における急性リンパ性白血病症例の後方視的解析(PDF)
・ 消化器内視鏡に関する疾患、治療手技データベース構築(多施設共同 前向き観察研究)(PDF)
・ 日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)構築に関する研究(PDF)
・ 日常診療においてイブルチニブ治療を受けた日本人慢性リンパ性白血病患者を対象とした観察研究(PDF)
・ 急性骨髄性白血病の新規診断患者に対するベネトクラクスの使用経験に関する国内多施設共同後ろ向き観察研究(PDF)
・ 血液疾患におけるチキサゲビマブ/シルガビマブ(エバシェルド )投与による新型コロナウイルス感染症の発症抑制効果および中和抗体価推移の検討(PDF)
・ 血液疾患の病態と検査マーカーとの関連性に関する検討(PDF)
・ 本邦におけるKidney Exchange Program 制度設計のための多施設共同研究によるシミュレーション(PDF)