【重要】内視鏡検査における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応について
上部消化管内視鏡(胃カメラ)の検査の際、その刺激により患者さんの咳を誘発する場合があります。患者さんが新型コロナウイルスに感染していた場合、ウイルスが咳により飛び散り、感染伝播のリスクが高くなると考えられます。新型コロナウイルスに感染していると、便にウイルスが排出される場合があり、大腸内視鏡(大腸カメラ)でも感染伝播のリスクがあります。また、症状がなくても新型コロナウイルスに感染している場合があることが分かっています。これらの情報を踏まえて、当院でのエコー・内視鏡検査体制を以下の通り決めましたので、ご理解とご協力をお願いいたします。
【新型コロナウイルスへの感染を予防するため、下記の方へのエコー・内視鏡検査を中止いたします。】
1.感冒症状・発熱・倦怠感・息苦しさのある方
2.2週間以内に新型コロナウイルスに感染した方ならびにその疑いのある方へ濃厚接触された方
3.2週間以内に感染多発地域への渡航歴がある方
4.明らかな誘因のない味覚・嗅覚異常のある方
5.明らかな誘因なく4~5日間続く下痢等の消化器症状のある方
6.現在症状はなくても、検査当日に、感冒症状・発熱・倦怠感・息苦しさがある方
2020年3月27日
札幌北楡病院 病院長