前立腺肥大の低侵襲性治療ウロリフト(植込み型前立腺組織牽引)システム導入のお知らせ
当院の泌尿器科では、新たに前立腺肥大症に伴う排尿障害に適応されるウロリフト(植込み型前立腺組織牽引)システムの治療ができるようになりました。
ウロリフト(植込み型前立腺組織牽引)システムとは
この治療は肥大化した前立腺組織を切除・蒸散する従来の治療法とは異なり、専用のインプラントを用いて前立腺組織を吊り上げる事で
尿道の圧迫を解消する治療法であり、10~15分程度の短時間の手術で出血のリスクがとても小さい低侵襲性の治療となります。
※2022年4月に経尿道的前立腺つり上げ術として保険収載されています。
ウロリフトシステムによる治療イメージ
治療の効果と治療後に期待できること
➤ 患者さんの良好な回復と持続的な治療効果が認められています。
➤ ウロリフト(植込み型前立腺組織牽引)システムによる治療後に期待できること
・ 早期の症状緩和と回復が得られています。※1,※2
・ 術後射精機能障害または勃起障害は、一過性の症状があっても消失し、新規発症はありませんでした。※2
・ これまでの前立腺肥大症の治療の中でも術後カテーテル挿入率が低い。※3
・ これまでの前立腺肥大症の治療の中でも前立腺の組織に壊滅的な損傷を与える可能性が低い。
※1 Roehrborn,J Urology 2013
※2 Shore,Can J Urol 2014
※3 shore Can J Urol 2014
ウロリフトによる治療の紹介動画
アドレス:https://youtu.be/ynyjGDF3Blg
※上記リンクをクリックするとYouTubeの動画ページにて紹介動画をご視聴いただけます。
お問合せ
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