診療科紹介

Clinical Departments

AOC人工臓器治療センター

紹介

現在、血液透析は入院患さん専用のセンター(AOC東:14床)および外来患者さん専用のセンター(AOC西:79床)の2ヶ所で約300人の方に対し、日曜日と元旦以外の日々透析治療を行っており、患者さんには、年1回の腹部CTや新機能・下肢等の検査を受けていただき治療の早期介入に努めております。さらに、臨時の血液透析を含めた他の血液浄化療法が必要な場合は、集中治療室で速やかに治療が行われるように24時間の当番制で対応しています。

AOC西ではベッド全台にテレビが設置されており、治療が快適に行われるよう療養環境にも配慮しております。

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 2017年度の総透析回数は、約43,800回に上っています。現在AOCで管理する多人数用患者監視装置は93台、個人用監視装置は10台あり、EDIシステムや熱水配管消毒を使用した水質管理によってET・生菌数は速度感度以下を実現しており、清浄な透析液を供給しております。また、その他に持続的血液透析濾過用装置が2台、血漿冷却濾過装置が1台あります。

 当院では血液透析治療のほか、血液中の病因物質を除去するアフェレシス治療も積極的に行っており、血漿交換19回、二重膜濾過血漿交換21回、エンドトキシン吸着21回、白血球除去療法、顆粒球除去療法(GCAP)75回実施しました。

バージャー病や閉塞性動脈硬化症、糖尿病による血管障害から歩行困難や四肢の潰瘍をともなう疾患にたいし「血管再生治療」を行っています。この再生治療のための末梢血幹細胞採取も実施しています。

白血病などの血液疾患に対し「造血幹細胞移植」を行っています。この造血幹細胞移植を行うための末梢血幹細胞採取を87回実施しました。

 患者様自身が元来持っている免疫機構をがん治療に活用する「免疫細胞治療」を行っています。この治療に必要となる単球を採取するための細胞採取を43回実施しました。

 今後とも病院、研究所全体として新しい技術の導入と確保また開発に努め、たゆまない努力を惜しまないようにしたいと考えます。

慢性腎不全の治療

慢性腎不全の治療には、血液透析、腹膜透析、腎移植の3つの方法があります。どの治療を受けるかは、国によって大きく違っています。わが国では血液透析が最も多く、約97%を占め、腹膜透析が約3%です。腎移植は年間約1600例程度です。

私たちはそれぞれの治療法を説明して、患者さんに良く合うと思われる方法を勧めます。

透析患者さんの合併症手術

透析患者さんの寿命は延びてきており、一般的な病気のほかに透析患者さんに特有な合併症があります。透析患者さんの手術前あるいは手術後の管理は一般的な患者さんの管理と異なり、透析を行う以外にも特別な注意が必要となります。当院では、重篤な場合でも医師、看護師あるいは臨床工学技士が十分対応できるような体制をとっております。

2017年度全身麻酔による手術実績

胃21件、肝胆膵61件、腸(イレウス含む)88件、虫垂33、ヘルニア41、副甲状腺4 件、バスキュラーアクセス9件、その他31件

※1度の手術で複数部位の手術を行う場合があるので、上記手術件数とは合計が異なります。

お問い合わせ

透析に関するお問い合わせは人工臓器治療センター(AOC)

電話 011-865-0111 にお問い合わせください。 (内線 2208)

人工臓器治療センター長 久木田 和丘