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院長挨拶

院長写真 社会医療法人北楡会 札幌北楡病院 院長 目黒 順一
 この度は、札幌北楡病院のホームページを訪問して頂き、誠に有難うございます。当院のご紹介を兼ねて、ご挨拶を申し上げます。  当院は、昭和60年1月16日に、一般・消化器外科の推進(特にがんに代表される悪性腫瘍が柱)、腎臓・肝臓などの代謝性臓器を対象にした移植医療の展開、人工腎臓・人工肝臓・人工関節などの人工臓器開発と臨床応用、高度先進医療技術の開発と実践を旗印にした急性期医療施設として開院いたしました。特徴的なことは、開設当初から人工臓器移植研究所を併設したことです。これはとても大切なことで、医療者が学問的研鑽を積むことが、ひいては患者さんの治療に有用であると云う哲学に基づいています。この精神は現在でも脈々と受け継がれています。  その後、消化器内科、血液内科、小児科等を立ち上げ、特に悪性の血液疾患(白血病やリンパ腫)に対する治療では、現在日本有数の施設として認められるに至りました。当然ながら、癌を始めとする悪性疾患の集学的治療のために、放射線治療器(リニアック)も早くから導入しております。また、最近では内視鏡外科手術の導入や、末期癌の患者さんに対する特殊な免疫療法も開始しました。  一方、当院の得意分野の一つとして、血液浄化療法があります。これは、血液を一旦体外に導き出して、これに洗浄などの一定の処理を行い、再び体内に戻す方法です。具体的には、腎不全に対する人工透析療法、肝不全に対する人工肝補助療法、リウマチに代表される膠原病や自己免疫疾患に対する各種アフェレシス療法があり、多数の透析患者さんや難病患者さんに対応しております。  この間、日本医療機能評価機構の認定取得によって、医療の質の向上を図り、また特定医療法人を経て社会医療法人への改組によって、民間病院でありながらより公的な立場を明確にしてきました。  これまでに、数度の増改築と増床を行いましたが、特記すべきは、患者さんのアメニティーを重視し、全室バス・トイレ付きの個室(ICUは除きます)にしたことです。しかも全室、個室料(差額ベット代)はいただいておらず、おそらくこのような施設は日本国内で唯一と思われます。これを実現した平成15年には、合わせて全敷地内禁煙も実施しています。更に、平成18年には最もレベルの高い7対1看護基準の届け出を行い、手厚い看護を行っております。  これらの諸施策は、全て当院の基本理念である「患者さんにとって最適な医療を行う」ことを実現するために実行されています。療養の場があまりにも日常生活と懸け離れていては、治療に専念できませんし、個人のプライバシーも守れません。患者さんの安全と安心を保証し、個人の権利を守る環境を整えてこそ、治療の効果が上がると考えています。そのためにも、職員がそれぞれの立場を生かしたチームを形成し、一丸となって患者さんを守る努力をしております。  一方、近年の日本の医療制度は大きく変化しており、今や一つの医療施設で治療を完結できる仕組みを維持することは困難です。従って、近隣の診療所や機能の異なる病院・施設等と連携し、急性期から亜急性期、そして慢性期を経て治癒に至る、シームレスな医療を展開することが求められています。そのためには、各種の医師会活動への参加、学会、研修会や勉強会の企画・参加などで、医療者同士お互いに顔の見える関係を構築する努力も欠かせません。当院では全ての職種が互いに手をたずさえて、患者さんにとって最適な治療環境を提供する努力を、今後とも続けたいと考えております。
院長略歴
昭和49年3月
北海道大学医学部卒業
昭和49年4月
北海道大学医学部第一外科勤務
昭和50年4月
旭川厚生病院勤務
昭和52年4月
北海道大学医学部附属病院勤務
昭和60年1月
札幌北楡病院勤務
平成22年4月
特定医療法人北楡会札幌北楡病院々長
現在に至る
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