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特殊診療・センター

◎腎臓移植

腎移植をお考えの方に 腎不全の治療法は? 血液透析は週3回平均の通院が必要です。仕事を続けるうえで時間の制約があり、水分や食事制限もあります。透析を続けることで高血圧や骨関節痛などのためいろいろな薬をのまなければなりません。
腹膜透析は通院などの時間の制約は血液透析より少ないのですが、腹膜炎の併発やカテーテルトラブルがあるため長期の治療が難しいという欠点があります。
一方、腎移植は日常生活上の制限は最も少ないが、拒絶反応による移植腎機能の低下、免疫抑制剤による副作用や感染症などの合併症に気をつける必要があります。腎不全の治療として腎移植は、腎臓の提供者が必要であり、また、誰でも移植できるわけではありません。
腎移植とは? 腎移植には、親子、兄弟など血縁関係にある方や夫婦など非血縁関係の生きている提供者から左右どちらかの腎臓をいただく生体腎移植と亡くなったからの善意の提供による献腎移植があります。
脳死腎移植は、心臓が停止する前の脳死の提供者から摘出された腎臓を移植する場合です。一方、心臓死腎移植は、心臓が停止した直後に摘出した腎臓を移植する方法です。現在、わが国で行われている献腎移植のほとんどは心臓死腎移植です。
腎移植のことをだれに相談したらよいのですか? 当院では、医療連携室所属の移植コーディネーター(山﨑奈美恵・春木礼果・福本麻衣子:011-865-0111【平日9:00~16:00】)がいます。
生体腎移植でも献腎移植でも腎移植に関することは何でもお気軽に問い合わせて下さい。
腎移植を受けるためにはどのような手続きが必要ですか? 生体腎移植の場合、特別な手続きはありません。強制ではない自由意思による腎臓の提供者がいて、移植を希望されるならば腎移植は可能です。まず、当院の移植コーディネーターに相談して下さい。
献腎移植の場合、日本臓器移植ネットワークに登録する必要があります。所定の登録用紙に記入していただき、血液型や組織適合性検査を受けます。登録料を支払い、日本臓器移植ネットワークにデータが登録されて手続きが完了します。その後、毎年登録の更新料が必要になります。登録方法についても同様に移植コーディネーターに相談して下さい。
検査や腎移植のための費用は? 生体腎移植は保険適応になっていますので、原則的に患者さんの負担はありません。提供者の検査入院や手術費用も腎移植を受けた患者さんの保険で支払われます。
日本臓器移植ネットワークの献腎移植の初回の登録料は30.000円、更新料は5.000円です。腎移植自体は保険適応ですので患者さんの負担はありません。
だれでも腎移植を受けることのできますか? 腎移植を受けることのできる条件は、
①移植を受ける時に肺炎や肝炎などの感染症にかかっていないこと、
②がんなどの悪性腫瘍がないこと(早期がんや治療して数年経過していれば可)、
③肝硬変などの重い病気がないこと、
④心臓や肺機能が手術に耐えられること、
⑤重要なお薬の自己管理ができることです。
以前に移植は難しいと言われましたが? まず全身麻酔がかけられる状態であることが重要です。弁膜症や長期透析による心疾患を合併している患者さんでも全身麻酔がかけられるなら移植は可能です。全身麻酔が難しければ、腎移植の前にそれぞれの病気に対する治療を受ける必要があります。しかし、移植後免疫抑制剤をのむことによって悪化する肝炎や結核などの感染性疾患の場合、腎移植は困難ですので専門医と良く相談して下さい。
以前に移植を受けられてクロスマッチ陽性と言われた方、肝炎ウイルスを持っている方、膠原病やネフローゼ症候群から腎不全になった場合など、これまで再発しやすい病気なので移植は難しいと言われた方々も専門医が対応しますので一度ご連絡下さい。
術前術後の管理が進歩していますので、条件が合えば65歳以上の方でも腎移植は可能です。しかし、精神的に不安定な方やお薬をきちんとのめない方に移植することは出来ません。
腎臓移植に関することは医療連携室所属の移植コーディネーターに何でもお気軽に問い合わせて下さい。
山﨑奈美恵・春木礼果・福本麻衣子:011-865-0111【平日9:00~16:00】
腎臓移植外科
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