社会医療法人北楡会 札幌北楡病院

社会医療法人北楡会

札幌北楡病院

予約専用

011-865-0201

予約受付時間

平日

9:00-12:00 13:30-16:00

  • 標準

  • 特大

診療科紹介

Clinical Departments

外科

診療内容

一般消化器外科を中心として、慢性腎不全患者さんの内シャント手術や腎臓移植、乳癌、気胸や肺癌を対象にした胸部手術、さらに最近では四肢末梢血管血流障害に対して末梢血幹細胞による血管再生治療などを行っています。

主な疾患

消化器癌(胃癌、大腸癌、食道癌、肝臓癌、膵臓癌、胆道癌)、胆石症、潰瘍性大腸炎、クローン病、腸閉塞、虫垂炎、憩室炎などの消化器疾患。
甲状腺疾患、乳癌、自然気胸、肺癌の他、慢性腎不全患者さんの内シャント作成およびシャントトラブル時の対応。
小児・成人のヘルニア、閉塞制動脈硬化症、バージャー氏病、糖尿病性血管障害、SLEによる難治性潰瘍。

診療内容と診療している疾患について

外科は手術治療を中心に診療する科です。当院の外科では以下の3項目を中心に診療しています。

1.一般外科と消化器疾患に対する外科治療(開腹手術、内視鏡外科手術、ロボット手術など)

(ア) 一般外科とは、日常生活で起きる様々な体のけがや病気に対して外科的治療を行うことです。転んだり、ぶつけたりして怪我をした、皮膚が切れた、擦りむいた、など、傷の状況によって洗ったり、テープを張って直したり、場合によっては、局所麻酔をして縫合したりします。また、皮膚にできものができたり、腫れたり、赤くなったりした時にも診察します。状態によっては皮膚科で見てもらった方が良い場合もありますので、診察してからお話しします。日帰り手術も行いますので病気の状況を判断して治療します。

(イ) 消化器疾患とは、食道、胃、小腸、大腸、肝臓、胆嚢、胆管、膵臓などに関わる病気です。例えば、急性虫垂炎、鼡径ヘルニア、胆石症、腸閉塞、腹膜炎などの良性の疾患や、消化器領域の癌、肉腫、間質性腫瘍であるGIST(良性もある)などの悪性の疾患が主な対象です。また、小腸や大腸に起きる炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)の内科的治療で良くならない場合などでも外科治療を行います。これらの疾患に対して、消化器疾患の専門の外科医たちが治療方針を相談し、治療方針を決めて、患者さんに治療法をご提案します。手術は患者さんの体への負担が少なくなるような、腹腔鏡手術やロボット手術(da Vinci system)も積極的に行っています。腹腔鏡手術は1-2㎝程度の傷をつけて、腹腔鏡というカメラをおなかの中に入れます。そして、何カ所か別の穴をあけてそこで操作して手術を行う方法です。当院には内視鏡外科手術の経験も多く、専門の医師もいます。また、従来通りの開腹手術も行っています。患者さんの安全を第一に、根治を目指した手術を行っていきます。そして、癌や肉腫などの悪性疾患では、手術の前後の抗癌剤治療や、放射線治療も病気の状態に応じて検討し、手術と組み合わせて治療していきます。

2.血液透析・腹膜透析が必要な慢性腎不全患者さんに関わる外科治療(内シャント造設、血管グラフト留置、透析アクセストラブル手術、二次性副甲状腺機能亢進症、その他の透析関連疾患など)

(ア) 慢性腎不全が末期状態になると、腎臓で処理しきれない毒素が体の中に残ってしまい、様々な症状(倦怠感、頭痛、吐き気、その他)を引き起こします。また、尿の量が減っていくことで、体の中に水分がたまり、心臓や肺に負担がかかり胸の苦しさや息苦しさ(呼吸不全、心不全)が出現し、手足がむくんできたりします。このような状態になると血液透析、腹膜透析、腎臓移植などの検討が必要になってきます。当院の外科では血液透析を行うために必要なバスキュラーアクセス(内シャント手術、人工血管移植術、透析用カテーテル挿入など)の作成を行うと同時に、血液透析の管理も行っています。腹膜透析がご希望の方にも、透析用のカテーテルの腹部への挿入手術などの対応を行います。腎臓移植については当院の腎臓移植外科で対応しております。

(イ) すでに血液透析を定期的に行われている患者さんの中には、透析用のシャント血管が狭くなったり、血栓ができて閉塞してしまい、血液透析が十分にできなくなったりすることがあります。そのような時には、狭くなった部分にカテーテルを通して風船を膨らませて広げたり、シャントや人工血管に詰まった血栓を取り除き再開通させる手術を行います。また、それ以外にもシャントのために起きてしまう様々なトラブルを外科的に解決します。同様に腹膜透析をしている患者さんに起きた、チューブに関する異常や、腹膜炎などに対しても対応しています。

(ウ) 慢性腎不全の患者さんや透析をしている患者さんは、血液中のカルシウム濃度が低下し、リンの濃度が上昇しやすくなっています。そのような状態が続くと、頚部にある副甲状腺という臓器から分泌される副甲状腺ホルモンが上昇してしまう二次性副甲状腺機能亢進症にかかることがあります。内服や注射薬で対応できる場合もありますが、治らないときには、副甲状腺を全て摘出し、その一部を腕に移植する手術が必要になることがあります。当院では副甲状腺手術も数多く行っております。

3.血液浄化が必要な種々の疾患の患者さんに対するアフェレシス治療(血漿交換、血液吸着法、腹水濾過濃縮再静注法など)

通常の血液透析療法だけではなく、その他の血液浄化療法(アフェレシス治療)も当科で行っています。アフェレシスとは血液中の異常な物質が原因で起こる疾患を、それらの原因物質を取り除くことで治していく治療法です。(それだけでは完治できない場合があります。)敗血症、急性肝不全、重症急性膵炎、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)、自己免疫疾患、難治性腹水を伴う肝硬変、その他の適応がある疾患に対してアフェレシス治療を行っておりますのでご相談ください。

以上が北楡病院・外科で行っている治療です。病院の理念でもある『患者さんにとって最適な医療を行う』をモットーに安全で適切な外科治療を提供できるように心掛けていますので、いつでもご相談ください。

手術実績

手術件数

年度

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

全手術件数

1314

1311

1070

1177

1191

全身麻酔による手術件数

259

275

269

343

352

2017年度全身麻酔による手術実績

手術部位

件数

21

肝胆膵

61

腸(イレウス含む)

88

虫垂

33

ヘルニア

41

副甲状腺

4

バスキュラーアクセス

9

その他

31

合計

288

※1度の手術で複数部位の手術を行う場合があるので、上記手術件数とは合計が異なります。

内視鏡外科手術件数

年度

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

全手術件数

199

232

182

212

206

胆のう

32

48

32

55

56

大腸

48

67

53

55

47

14

7

11

15

16

脾臓

3

4

1

7

5

腎臓

19

14

16

24

29

虫垂

31

20

14

16

13

ヘルニア

31

30

29

19

24

肝臓

3

7

2

2

2

前立腺

4

8

5

7

10

その他

14

27

19

12

4

医師紹介

米川 元樹

卒業年度

昭和46年

役職

北楡会理事長

専門分野

消化器外科、胸部外科、アフェレシス治療

資格・認定医など

日本外科学会指導医・認定医、日本消化器外科学会指導医・認定医、日本消化器病学会指導医・専門医、日本透析医学会指導医・専門医、日本アフェレシス学会認定専門医

目黒 順一

卒業年度

昭和49年

役職

院長

専門分野

消化器外科、肝臓外科、アフェレシス治療

資格・認定医など

日本外科学会指導医・専門医・認定医、日本消化器外科学会指導医・認定医、日本透析医学会指導医・専門医、日本アフェレシス学会認定専門医、日本医師会認定産業医

久木田 和丘

卒業年度

昭和49年

役職

副院長・人工臓器治療センター長・バスキュラーアクセスセンター長

専門分野

消化器外科、人工臓器、透析治療

資格・認定医など

日本外科学会指導医・専門医・認定医、日本透析医学会指導医・専門医、日本アフェレシス学会認定専門医

小野寺 一彦

卒業年度

昭和56年

役職

外科部長

専門分野

消化器外科、アフェレシス治療

資格・認定医など

日本外科学会指導医・専門医・認定医、日本消化器外科学会指導医・専門医・認定医・消化器がん外科治療認定医、日本透析医学会専門医

堀江 卓

卒業年度

昭和58年

役職

外科部長

専門分野

消化器外科、アフェレシス治療

資格・認定医など

日本透析医学会専門医

髙橋 宏明

卒業年度

昭和60年

役職

外科部長

専門分野

消化器外科、一般外科、透析治療

資格・認定医など

日本外科学会指導医・専門医・認定医、日本消化器外科学会専門医・認定医・消化器がん外科治療認定医、日本消化器病学会指導医・専門医、日本がん治療認定機構認定医

服部 優宏

卒業年度

平成5年

役職

部長

専門分野

消化器外科、一般外科、透析治療

資格・認定医など

日本外科学会指導医・専門医・認定医、日本消化器外科学会指導医・専門医・消化器がん外科治療認定医、日本消化器病学会専門医、日本透析医学会専門医、日本肝臓学会専門医、日本がん治療認定機構認定医、検診マンモグラフィ読影認定医、日本内視鏡外科学会技術認定医、da Vinci Surgical System Certificate 取得

後藤 順一

卒業年度

平成9年

役職

部長・人工臓器治療副センター長

専門分野

消化器外科、内視鏡外科、透析治療

資格・認定医など

日本外科学会指導医・専門医・認定医、日本消化器外科学会指導医・専門医・消化器がん外科治療認定医、日本消化器病学会専門医、日本透析医学会透析指導医・専門医、日本がん治療認定機構認定医、日本内視鏡外科学会技術認定医、da Vinci Surgical System Certificate 取得

谷山 宣之

卒業年度

平成10年

役職

医長・バスキュラーアクセス副センター長

専門分野

循環器内科、人工透析、バスキュラーアクセス

資格・認定医など

日本内科学会認定内科医

佐藤 正法

卒業年度

平成14年

役職

医長

専門分野

一般外科・消化器

資格・認定医など

日本外科学会専門医、日本消化器外科学会専門医、日本消化器外科学会専門医・消化器がん外科治療認定医、日本がん治療認定医機構認定医、検診マンモグラフィ読影認定医

木井 修平

卒業年度

平成22年

役職

医員

専門分野

一般外科

資格・認定医など

日本外科学会専門医、検診マンモグラフィ読影認定医

土橋 誠一郎

卒業年度

平成6年

役職

非常勤医師

専門分野

消化器外科、腎臓移植、内視鏡外科

資格・認定医など

日本外科学会指導医・専門医・認定医、日本消化器外科学会指導医・専門医、消化器がん外科治療認定医、日本臨床腎移植学会認定医、日本がん治療認定機構認定医、日本内視鏡外科学会技術認定医、日本移植学会移植認定医、日本透析医学会専門医、da Vinci Surgical System Certificate 取得

珍田 純子

卒業年度

平成13年

役職

非常勤医師

専門分野

腎臓内科

資格・認定医など

日本腎臓学会専門医、日本透析医学会専門医、日本内科学会総合内科専門医

水戸 迪郎

卒業年度

昭和30年

役職

顧問

専門分野

外科

資格・認定医など

旭川医科大学名誉教授

データベース事業

当科は、一般社団法人National Clinical Database(NCD)が実施するデータベース事業に参加しています。この事業は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すプロジェクトです。この法人における事業を通じて、患者さんにより適切な医療を提供するための医師の適正配置が検討できるだけでなく、当科が患者さんに最善の医療を提供するための参考となる情報を得ることができます。何卒趣旨をご理解の上、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
なお、データを登録されたくない場合は、登録を拒否していただくことができます。当科スタッフへお伝えください。
詳しくはこちらをご覧ください。

一般社団法人National Clinical Database(NCD)ホームページ(http://www.ncd.or.jp/